【つまがりへぶらさがり】令和3年第一回定例会一般質疑の内容についてぶらさがりました!


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レポすけです!
なかなかコロナ関連の話題が落ち着かない今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

春先から何かとバタついてしまい、すっかりご無沙汰していましたが、ここらでいっちょ、令和3年第1回定例会の一般質疑についてぶら下がります!
3月1日に登壇したつまがりの質問内容はコチラです。

①新型コロナウイルス感染対策について
・ペットを飼っている人がコロナ陽性になったらどう対処したら良いのか
・飲食店での感染症対策についての行政の役割

②船橋市の成人式について

③船橋市のリモートワークの取り組み

④福祉現場の尊厳について


それではつまがりさん、よろしくおねがいしまーす!

 

Q1レポすけ:今回の質疑も、やはりコロナ色が強めの感じですが、この質問をチョイスした理由をお聞かせください

 

つまがり:議会が終わってから1か月があっという間に経ってしまいました。

 

レポすけ:そうですねー

 

つまがり:まず市民の皆さんにはまん延防止等重点措置の対象地域となり、ご辛抱いただいていることに申し訳なく思っています。市民の皆さんと協力して何とかこの現状を打開していきたいと願っています。


レポすけ:まだまだトンネルは長そうです。


つまがり:さて質疑ですが、①新型コロナウイルス対策、②成人式で取り上げたことについては、お電話やSNSで市民・事業者の皆さんと意見交換してきたことに基づいています。


レポすけ:まさに市民の声ですね!


つまがり:自宅療養せざる得ない人の背景にペットやご家族の事情などがあります。飲食店が悪者扱いされている事にも矛盾を感じていました。


レポすけ:そーゆうとこって見えにくいですものね


つまがり:また成人式も代替事業や来年に向けた備えがきちんとできているのかという事が背景にあります。

 

レポすけ:こちらも今後の動向に目が離せませんね!


つまがり:③リモートワークや④福祉現場の尊厳は私なりの体験からです。私自身、市役所とのやり取りは議会閉会中はメールや電話を中心にしていました。結果として、スムーズにリモートワークに移行できましたが、以前から行政の皆さんももっとリモートワークできるのにと問題意識を持ってきました。

 

 

レポすけ:民間企業でも、コロナ禍でなければリモート化は進まなかったって話しもありますしね。


つまがり:また半年ほど前から障がい福祉の現場に入り、週1回ずつ夜勤と昼勤を体験させていただいています。その中でこれは介護現場でも言われてきましたが、支援する側へのハラスメントや暴力があるということは社会全体では共有されていません。


レポすけ:確かになかなか見えにくいところです。


つまがり:支援される側へのハラスメントや虐待が許されない事と同様に同じ人間としてあるべき関係性があるということを訴えたいと思いました。

レポすけ:それが今回の一般質疑の場、ということですね


つまがり:そうですね。例えば議会の公の場ではなく、水面下で市役所に働きかけて終わりというやり方もあるでしょうが、議場やネット中継をご覧になる多くの方にこういった問題があり、困り悩んでいる人がいるということを共有したいと思います。

 

レポすけ:確かに、表に出ることで同じ境遇の人への救いに繋がるかも!


つまがり:また万機公論で決すべしでは無いですが、やはり公の場で議論するからこそ、政治も行政も責任感や実行力が増していくのではないでしょうか。


Q2レポすけ:質疑に対して、執行部や市長のリアクションはいかがでしたでしょうか?

 

 

つまがり:総じてよく耳を傾けていただけました。

 

レポすけ:おー。それはなにより。


つまがり:行政の皆さんは組織として体系的・専門的に情報を集めるのは得意です。ですが、最新の一次情報はやはり現場にあります。


レポすけ:現場に勝るものなし、ですよねー


つまがり:生活の現場にいる私たち市議のところには様々な生活相談や情報が入ってきます。理屈よりも一人の市民としての肌感覚をお伝えするようにしているせいもあるのかもしれません。


レポすけ:頼れる市議さんが身近にいるって頼もしいですよ!

 


つまがり:市長は特に飲食店のことについて、大切にしている、苦しい想いもさせてすまないという気持ちを感じました。

 

レポすけ:市長の答弁にもそれが現れてましたね。


Q3レポすけ:すでに質疑から2か月近く経ってますが、何か進捗はありましたか?

 

つまがり:はい、提案した飲食店への実地での感染対策アドバイザーを4月から実施していただいています。

 

レポすけ:あ、SNSの投稿で拝見しました!ここにつながってたんですね。

 

つまがり:他の自治体の「見回り隊」のような上から目線やアルバイトなどの専門性の乏しいものではありません。保健所衛生指導課と経済部の職員の方にまわっていただいています。

 

レポすけ:専門家登場!

 

つまがり:何が感染リスクが高いのか具体的にアドバイスしていくことが大切です。松戸とおる市長も初日に回っていただいたと報道がありました。

 

報道はコチラ

https://www.tokyo-np.co.jp/article/96047


レポすけ:おお。動きがでてる !


つまがり:成人式の代替事業についてはまん延防止等重点措置の対象地域となり、感染拡大局面ではなかなか検討が進んでいないと思います。

 

レポすけ:あらら。

 

つまがり:担当課としては前向きに進めてくれていると感じていますが、なにぶん若者の行事に対して賛成と反対の亀裂が市民間でもあります。

 

レポすけ:色んな世代で色んな意見があったの覚えてます。

 

つまがり:そういうものについて、公平性を重んじる行政では手に余ります。やはり政治のリーダーシップでフルスペックではなく実行可能なものを示していただきたいと思います。

 

レポすけ:ですよねー。来年の成人式に間に合うことを願います。


つまがり:リモートワークや福祉現場の尊厳の問題はこれはすぐに結果が出るものというよりも継続的に取り組んでいく課題だと感じています。


レポすけ:こちらは乞うご期待、ですね。


Q4レポすけ:何か語り足りないことや、補足として伝えておきたいことなどなどお好きにお願いします!

 


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つまがり:総務省消防庁で1年目を共に過ごした同期が、ある市の副市長として赴任しています。彼とは歯に衣着せず意見を言い合う関係ですが、「行政が至らぬところがあれば、批判や改善提案は甘んじて受ける。だが、できた事は批判の時と同じ熱量でしっかり評価して欲しい。」と言われました。

 

レポすけ:その言葉、質疑の冒頭で仰ってましたよね。

「行政が至らぬところがあれば、批判や改善提案は甘んじて受ける。だが、できた事は批判の時と同じ熱量でしっかり評価して欲しい。」

深い言葉です。

 

つまがり:確かに、私たちも子供と接する時についつい注意ばかりで、ほめることを忘れてしまいがちですが、それではモチベーションが上がりません。コロナ禍になってからは災害発生時と同じように行政現場の負荷も多いと思い、問い合わせや質問を減らすなどしてきました。ですが評価をするということの大切さを痛感しました。

 

レポすけ:褒められるということは認められることでもありますもんね

 

つまがり:今回の質問の冒頭では、市として他の自治体に先駆けて行ってきたことを評価する発言をさせていただきました。ドライブスルー検査、軽症者ホテルの設置、独自のテナント補助、10万円の市民給付金への対応、プール方式の提案などです。発信力に課題があり、市民の皆さんに浸透していないのですが、船橋市も独自の積極的な取り組みをしています。

 

レポすけ:その辺もっと市民の皆さんに知ってもらいたいですね、

 

 

つまがり:市役所と議会は車の両輪です。目的は市民の皆さんの生活を守り、地域を発展させていくことにあります。そのための前向きな切磋琢磨を今後も続けていきたいですね。

 

レポすけ:ありがとうございました!

 


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最後になりますが、市議会広報委員長として、取り組んだ議会だより最新号が発表されたばかりです。是非ご覧ください。

https://www.city.funabashi.lg.jp/assembly/012/p022018.html

 

今回の質疑も、ぶら下がってみるといろいろ考えさせられることばかりです。

もっと市の取り組みをしって、ニューノーマルな時代に対応していきたいですね。

 

また次回のぶらがりでお会いしましょう!