つまがりへぶらさがり【選挙活動よーいドン!「告示」について】~後編~

前編では「告示」とはどんなものかをざっくり解説していただきました。
さあ、後編テーマは「告示について知ってもらいたいこと」をまとめてみました。

レポすけ:さて、つまがりさん「知ってもらいたいこと」とは具体的にどんな事なんでしょうか?

つまがり:告示の日は「出陣式」と言われるように、否が応にも各陣営の闘争心が高まります。

レポすけ:そういえば、つまがり事務所の告示日は「出陣式」ではなく「出発式」を執り行いますね。

つまがり:そうです。大切なのは「何のために何と闘うか」ということだと僕は考えています。ですから、 つまがり事務所では「対立と分断の政治」から「寛容と対話の政治」に向かう象徴として、名前を「出発式」と変えて行う予定 なんです。

レポすけ:「対立と分断の政治」から「寛容と対話の政治」ですか。周りにいるのは敵ではなく「協力し合える可能性のある人たち」であると、レポすけも思います。

ところが、うまくいかない事情もあるようです。

【レポすけCheck!事例紹介】
自民党の衆議院議員が演説中に胸ぐらをつかまれる事件がありました

(ニュース抜粋)

3月29日、大阪市長選(4/7投票日)の応援演説に参加していた自民党の中山泰秀衆院議員が、大阪市内で演説カーの近くにいた男より胸ぐらをつかまれ、怒号を浴びせられたとのこと。
シャツのボタンが飛んだ被害のみで中山議員にケガはなく、男は公職選挙法違反で現行犯逮捕されました。
男は当時酒に酔っていたが、容疑は認めているもようです。

レポすけ:ヤジや怒号も当然ダメ。絶対なんですが、暴力はもっとダメですね。御本人や候補者の方、聴衆の方にもケガなどなくよかったです。

つまがり:そうです。選挙以外でも暴力は決して許されず、犯罪です。まして政治活動の自由が大切にされている日本において、いかなる理由があろうと暴力によって言論を封じるような行動は許されません。どの政党、どの候補者であろうと同じです。自分の意見を大切にするように他者の意見も違うかもしれないけれど耳を傾けたいものです。

レポすけ:反対の意見、共感できない考えがあったとしても、それを頭から否定せず、一度自分の中で消化して「そんな考えもある」と受け入れる姿勢が大切なんですね。

つまがり: 民主主義は多数決だけでもありません。少数であってももしかしたら正しいかもしれない、また後世正しいとされるかもしれません。だからこそ民主主義社会において少数意見も大切にされるのであり、社会のリスクヘッジにもなっていると思います 。

レポすけ:なるほど。近年「多様性」が謳われていますが、その立ち位置を見極め、感情に流されず情報を見極める事が大切なんですね。
「告示」からいろんなことが垣間見えて勉強になりました!
つまがりさんありがとうございました!

これから佳境を迎える県議選、その後に控える市議選も「闘争心」を燃やすのではなく「信念を貫く自分との闘い」的なスタンスで駆け抜けたいものです!引き続きぶら下がってまいりますのでよろしくお願いします!

*告示について前編はこちらから